きれいに篩分け、選別された棒茶原料を使用し、
昔ながらの製法、直火焙煎で仕上げています。
先ほど、ご年配のお客様に「懐かしい味がして、とっても美味しかったの」
とのお言葉をいただきました。
とても嬉しくて、、
というのも、この高遠棒ほうじをつくるにあたってのテーマが、
〝地元に寄り添う日常茶をつくる” でした。
伊那の地は、山に囲まれた土地柄、お漬物や佃煮といった濃い味の保存食が
食べられていました。
だから、お茶も濃く、香りのあるものが好まれます。
しっかり香りがあり、味がしっかり出るお茶をつくるために
焙煎が強火で均一になるよう、棒茶原料を選びました。
食や地域の歴史を調べるにつれて、製法も昔から親しまれている味わいが
表現できらたと思いはじめ、昭和初期時代からつかわれていた、
ドラム式直火焙煎機を使用しています。
どこか懐かしさを感じる、
大人から子供まで、
みんなに飲んでもらえる
昔話に花が咲く、
そんな存在であってほしいですね。
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